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「第24回全日中展 東京国際美術大展」開催
新緑香る上野に芸術・文化の花開く
日中の書画家450点展示、大饗宴

新緑香る上野は芸術文化で賑わった――4月25日から29日まで東京都美術館で「第24回全日中展 東京国際美術大展」が開催された。今回の展示会には日中の書画家の作品450点(日本250点、中国200点)が展示された。なお、中国から40人の書画家が来日した。25日には午前10時30分から開会式、さらに12時から東天紅上野店において中国書画家たちとの交流会が和やかに行なわれた。
今回の全日中展では、元総理で全日中展最高顧問の村山富市氏をはじめ、民進党最高顧問の海江田万里氏、参議院議員の浜田和幸氏が書を展示した。また、特別企画として日本側は「美しい日本・美しい中国を描く作品展」「和而不同・東北アジア書画展~東京展」「李霞東京特別企画展」「小林芙蓉展~書が織りなす日本の心」「浅川邦子ミニ展~活きる」「本田一誠ミニ展~生気」「土門欽治油絵ミニ展~美しい日本」「小川翔亭ミニ書展」「書の俯仰法・島影美風米寿記念展」が開かれた。このほか「中国精英書画家訪日代表団」「中国著名画家胡鉄生記念展」「中国雲南建水啓正陶芸公社訪日展」「中国国際文化芸術交流促進会訪日展」などが開かれた。
午前10時30分から開かれた開会式では、著名人形作家で全日中展友好大使の木暮照子さん、全日中展顧問で民進党最高顧問の海江田万里氏、文化庁文化部代表の柏田昭生氏、中国書画家代表の陳南璋氏が挨拶。次いでテープカットが行なわれた。
12時から東天紅上野店において交流会が開かれた。最初に書画家の小林芙蓉さんの実演が行なわれた。小林さんは1976年から活動を始め、中国、韓国、イスラエル、ハワイ、イタリアなど、世界各地で書画のデモンストレーションを行い、日本の「和」の心を世界に伝えてきた。同時に神事として揮毫を行ない、伊勢神宮や天河大辨財天社などの神社仏閣に奉納するほか、ローマ法王にも書を献上してきた。
実演で小林さんは笛の音をバックに大きな掛け軸に「如」という文字を掛け声とともに一気に書き上げた。小林さんは「如」とは「従順な女性の意味だ。口は神に祈って従順を貫くという真の心を強調した」と語り、それによって「争いのない、平和で安穏な世界を実現する。女性がすべての鍵を握っている」と説明した。
次いで参議院議員の西田まこと氏が挨拶した。西田氏は「34年前に北京語言学院に短期留学したことが中国から学ぶ契機になった」と語り、「母が旧満州から引き揚げる時に中国の人に助けてもらった。母がいたから今の私がいる。中国は恩義のある国」と強調した。さらに「公明党結党した創価学会の池田大作名誉会長が日中に金の橋を架けた。池田名誉会長の日中民間交流は両国が大変な時こそ光を放つ。今日の日中交流はまさにそのものである」と語った。
一般社団法人日中協会の白西紳一郎理事長は、「如」という文字との関連で「恕」という文字を挙げ、「『恕』は思いやりの心で罪や過ちを許すということだ。今の日本人に欠けているのは『恕』ということだ。日本国民にとって中国人は友人であり、パートナーである。この展示会はその気持がなければ開催できない。今回で24回だが、50回、100回と続くよう努力して欲しい」と要望した。

今こそ民間レベルの芸術文化交流を
村山富市元総理の支持が発展の礎に

この後、審査委員長の白浪氏が乾杯の発声を行ない、料理に舌鼓を打ちながら、親しく交流を深めた。
さらに参議院議員の浜田和幸氏は「日本人は中国から漢字を学んだ。日本でも中国でも女性の力はすごい。文化・経済・政治でも女性が活躍している。安倍総理も女性が輝く社会と言っている。毛沢東は天を支えているのは男も女も同じと言った。日本も中国も同じ方向を目指している。文化・芸術を通じて交流を深めることが重要。2020年のオリンピックはスポーツ、文化、芸術の祭典だ。世界の人々が平和を実現するためにある」と語った。
このほか中国書画家の谷谿氏は、水墨文化の歴史を振り返りながら、「いまや水墨文化は中国と日本の輝く星である。中国の長い歴史の中で水墨画は日本に流れ、多くの日本人がコレクションしている。日本の画家は水墨画を学び、日中文化交流が進み、世界に広まっている。芸術家の民間交流が今こそ重要になっている」と語った。
また、中国人民大学芸術学院教授で西蔵自治区美術家協会副主席の唐天源氏は「不忍池のハスの花はまだ咲いていないが、私たちの友好は芽生えている。芸術文化交流は両国が望んでいるもの。このような交流で一衣帯水の両国に発展していってほしい」
「中日文化交流は唐の時代に盛んになり、数多くの巨匠を輩出した。中日両国は縁が深い。空海が仏教や書道を伝道・発展・発揚、両国発展の局面を作り上げた。雨の後に虹が懸るように、友好交流の虹の懸け橋を作り、春風が草を撫で、月が山の中を照らすように中日文化交流を促進していきたい」
「文化は水のように流れている。『上善若水』という言葉がある。善は水の如くという意味だ。これまで異なった文化や思想は水のように交流してきた。中国と日本は長い交流の歴史がある。したがって国と国の関係は非常に近い。その意味で今回の展示会と交流会は大きな意義がある」と語った。
また、主催者の宇俊之会長は、最高顧問の村山富市元総理との長年にわたる「友誼」に触れるとともに、先般、地震被害が広がる村山氏の大分の自宅を表敬訪問したことを披歴。「例え大地が揺るごうとも私たちが続ける日中友好の活動は揺るがない。村山元総理が日中友好事業を支持してくれることに感謝している。ここから眺望できるスカイツリーは日本一高い。全日中展はこのスカイツリーのように高い。それを支えているのは精神性の高さである。全日中展が今日を迎えたのは村山元総理の支持があったからだ」と感謝の言葉を述べた。

開会式のテイブカット:右から(中国国際文化交流促進会会長張一千、全日中展審査委員長白浪、全日中展代表宇俊之、日中協会理事長白西紳一郎、中国チベット美術協会副主席唐天源、前民主党代表・衆議院議員海江田万里、参議院議員浜田和幸、文化庁文化部代表柏田昭生、書家・西冷印社社員陳南璋、書画家・西冷印社社員谷谿、著名人形作家・全日中展友好大使木暮照子、女流画家李霞

会場にて記念写真:左から:全日中展友好大使木暮照子、全日中展代表宇俊之、文化庁文化部代表柏田昭生、中国国際放送局国際在線総監蒋亦欖

全日中展最高顧問・元総理村山富市(92才)挨拶、中国書画家を歓迎する

全日中展友好大使木暮照子喜びの挨拶

前民主党代表・衆議院議員海江田万里先生、中国書画家を歓迎と喜びの意を表す

中国美術家協会理事・西冷印社員陳南璋挨拶

93才日本長老書画家阿部風木子、皆様に激励の挨拶

交流会にて参議院議員・公明党参議院幹事長西田まこと挨拶

共催者代表日中協会理事長白西紳一郎先生挨拶

参議院議員浜田和幸先生の情熱的な挨拶

著名書家西冷印社社員谷谿先生挨拶

著名作家村上春樹先生の親友・著名詩人太田雨花挨拶

全日中展審査委員長白浪先生が乾杯の発声

25日の懇親交流会場にて、村山富市先生が中国国際放送局の取材をうける

チベット美術家協会副主席唐天源が村山先生に高貴な織物ハダーを献上し、祝福を表す

会場で著名長老書画家・国際書画協会会長阿部風木子(左)

交流会にて会長宇俊之のご挨拶

交流会会場にて村山富市先生と記念写真

中国書画家国会訪問中,自民党総裁室に見学

東京芸術大学研究員・在日著名画家李玉興(左)のご協力とご案内で中国訪日代団は東京芸術大学を参観し、芸大先生と学生達と交流ができました。

【中文】

[第24回全日中展·东京国际美术大展]花絮
地震见真情 交流展新篇

东京地区樱花时节落幕之前,4月25日至30日,“第24回全日中展·东京国际美术大展” 顺利落幕。今年展览会共展出日中双方450幅左右作品,涉及水墨画、书法、日本画、油画、陶瓷、艺术挂毯、根雕等多种门类,犹如一场丰味多彩的美术盛宴。本展共由大小题目18个部分组成,其中有“美丽日本·美丽中国特別企画展”、“和而不同·东北亚书画展―东京展”(主催:中国国際放送局)、“中国精英书画家访日展”、“中国著名書画家胡铁生书画艺术纪念展”、“李霞东京特别企画展”、“小林芙蓉用书法编织日本之心展”、“島影美風米寿記念展”、“浅川邦子展” “土门钦治美丽日本展”“云南建水启正陶艺公社访日展”等,林林总总,令人目不暇接。

●地震见真情 美谈拉序幕

可以说,本届全日中展是在九州地震中拉开序幕的,因为参加本展的西藏美协副主席唐天源提前来日,于4月15日同全日中展代表宇俊之一起飞赴九州大分,拜访全日中展最高顾问·前首相村山富市先生。14日在熊本16日又在大分连续发生大地震的夹击下,对村山先生的拜访成了地震中的慰问,作为美谈被新华社中新社等传媒的电子版迅速报道,一下子得到广泛传播和热烈点赞。村山先生说“这是我有生以来遇到的最大地震,你们来看我,我很高兴。”由于唐天源先生对全日中展推动的意愿和贡献,由村山先生亲自向唐天源先生颁发了“全日中展艺术顾问”的聘书,唐天源先生也向村山先生赠送了自己的画作[神山圣水·大美风光]。
此前,村山先生为本展提供了祝贺手书[东方文明 书画传承],开展后在展厅入口处瞩目展出。25日下午,92岁高龄的村山富市先生,在结束上午的重要活动以后,于下午赶来出席全日中展的交流会,与会者全体起立鼓掌欢迎。随后村山先生在大家的围拥中接受了中国国际放送局别开生面的现场采访。接下来村山先生登台讲话,他表示:日中两个民族使用共同的汉字文明,长相也很象似,没有理由不友好相处,而文化艺术的交流,用美的东西来交流,可以在潜移默化中滋润人们的心灵。村山先生回顾介绍自己多年来投身中日交往的经历片断,诙谐风趣之处引来大家会心的笑声。与会者特别是来自中国的书画艺术家都很感动,把同村山先生交流的一幕作为人生的美好记忆。西藏美术家协会副主席唐天源把洁白的哈达赠送给村山先生,祝贺老人家健康长寿,祝日中友好万古长青。诚如知情人所言,“参加全日中展,拜会村山富市”,已经成为中日文化交流中圈的广泛认同的美好愿景。
全日中展的多年努力,在日本获得更高信誉。去年得到了总理大臣奖,今年文部省文化厅也派官员柏田昭生先生来出席开幕式,元民主党代表・衆議院議員海江田万里、参議院議員・公明党干事长西田实仁、参议院议员浜田和幸、日中协会理事长白西绅一郎、日本著名作家村上春樹挚友・詩人太田雨花都来分别参加开幕式和交流会。全日中展的合作者白西绅一郎理事长还现场接受了中国国际放送局(CRI)的采访,很有激情地表达了对日中文化交流一贯不变的支持之心。宇俊之会长在接受采访时表示,全日中展坚持近20年,影响日益广泛,得益于众多日中友人长期支持,这次作品又是琳琅满目精彩纷呈,都是大家共同努力的结果。这次中国国际放送局有备而来,除了参展书画家,还有强力的翻译摄影采访人马同来,作了全程的参与记录,为全日中展史上第一回。
日本第三位长老政治家、第64代众议院副议长衛藤征士郎依然在百忙之中于29日下午在国会热情接待了中国访日书画家一行,使中国书画家们一下子把感觉提高到了“国事访问”的层面,深感光荣而重大。

●中日多交流 书画传美景

本展许多企划展中,其中,“美丽日本·美丽中国特別企画展”展示了日中美好风景和风物的水墨表现,全日中展審査委員長白浪的彩墨樱花、西蔵美術家協会副主席唐天源的大美西藏、全日中展代表宇俊之的中原山水、全日中展顧問盛静山的日本海之夜、全日中展運営委員顧哲剛的光墨山水、全日中展芸術顧問劉济平的美人画、茂木绿水的富士山都是夺人眼球之作。更有广东画家罗兵带来其岳父·82岁老画家梁世雄的作品,其中10年前访问日本后作的岭南派彩墨画,有富士山、名古屋城、奈良药师寺等描画日本风景的作品,还展出了当年访问日本时同日本友人合影的照片。无独有偶,在上海书法家胡晓申的展览作品旁也展出了他的父亲·已故著名书画纂刻家胡铁生的纪念展,其中也展出了70年代末胡铁生初次来到日本开展时同日本友人交流的照片。这些代代相传相传的日中交流花絮,正是日中两国人民和艺术家描绘的最为动人的持续不断的“美丽风景”。
一贯支持全日中展的日本女画家、全日中展参与若狭若州每次都从大阪赶来出席开幕式和交流会,她说每次都能在全日中展会上结识很多新的中国书画朋友,真是太高兴了。日本女画家佐藤瑞香每次参加交流会,都会准备一些具有日本特色的小礼品赠送给中国朋友,这次又带来日本高级颜料送给几位中国画家,特别和上海女画家孙艺蓉结为好友,孙艺蓉也回赠自己拿手的牡丹花作品,成为其乐融融的感人片断。日本书法家活动家小林芙蓉再次在会场上展示她的神奇书法表演,把中国古代 “天人合一”、“天人感应”的哲学思想通过书法表达得庄严肃穆又变幻多姿。小林芙蓉还准备到中国寻根,踏走弘法大师空海的足迹,接传连续千年不断的日中文化交流大事业。

●艺术门类多 和美而不同

曾几何时,全日中展在保持书画作品为主的同时,也扩展到了日本画、油画、工艺等门类,特别春季的国际美术大展,更加包容扩大美术范围,本次展就有来自中国四川王艳的木版油画、南京艺术学院教授钟华的西藏油画粗细结合形神具备;云南建水启正陶艺公社的紫陶艺术、被列为中国四大名陶之一,蜚声海内外;扬州的雕刻家时鹏成的根雕艺术踏破铁鞋搜奇根、天才创意神斧共;上海工艺师程美华的挂毯艺术千针万织始出来,精致高雅誉国中;等等,既体现了各位艺术家的个人才华,又体现了中国各类艺术的触类旁通和审美共有。而日本艺术家的作品,水墨也好,书法也好,虽然来源于中国之根,但是已经具有强烈的日本文化特色,日本画家本田一诚的动物画张张都是脸面大特写,具有相当视觉冲击力;浅川绑子的水墨人物画尽管画的都是中国少数民族,但是具有日本人的特殊感觉和构图,同中国人的作品别样意趣。日本书法家岛影美风为纪念“米寿”的个展,展出的少字大书,汉字和平假名及简笔配图的结合作品,让中国同行感到别开眼界,不虚此行。
展览期间,全日中展的老朋友、在东京艺术大学担任教务的著名画家李玉兴,特意安排接待中国书画艺术家参观艺大工作室和美术馆,同高端艺术家的交流,使得中国来客感到了格外收获,也认同了全日中展开展的艺术交流含量丰盛,一步之外便是金矿。(供稿:全日中展事务局工藤燕萍)